先週姉から(昨年胃がんと食道がんが見つかり入院し12月31日に退院していた)父が1月31日に再び入院して、非常に危ない状態との連絡があり、土曜日のピアノコミュ新年会をキャンセルして金曜日会社を早退して父の入院先に直行。
病室で父は意識を戻すことはなかったが、姉と母によると一時よりはかなり症状が安定してきたとのことだった。
再入院時は「苦しみ暴れる今の父の姿を見たところで辛くなるだけ」と私への連絡を控え、
その後、昏睡状態が続き医師からは「今日、明日がヤマ」との宣告を受け、ようやく覚悟を決めて私に連絡したとのこと。
母は夜中いつ病院から連絡があってすぐに病院に向かえるよう再入院以来、病院近くの姉宅にずーっと寝泊り。
私も覚悟を決めて病室に出向いたものの、容体が安定していて一安心。
その翌日も母と姉とも「もうびくびくしなくても病院から今日明日に連絡がくることはなさそうだね」と安心しながら話していた。
その途端、新年会参加の未練を捨てきれず幹事さんにオフ会参加のお伺いを立て、参加OKの返事をいただき、お見舞いに行って症状が落ち着いていたらオフ会に参加すると決めた。
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そして見舞いに行くと意識は戻らないものの表情は更に回復兆しにあり呼吸は安定しているので、そのままオフ会に直行。
姉と母には「前から約束していた会があり18:00に終わるので20:00には家に着ける」と伝えて。
オフ会に向かった時は飲んだくれている場合ではないし準飲み放題の二次会はコース料理で人数が確定しているので参加は無理と本当に二次会に出る気など全くなかった。
しかし会場に近づくうちに「今日は雪のため当日キャンセルの方もいるはず、私が参加した方が人数減の穴埋めが出来て却って好都合かも知れない」と勝手な思いをめぐらせ、幹事さんに一応「もう二次会の人数は確定していますよね?」と尋ねたところ、参加OKとのことだったので「参加します」と即答、
姉宅に帰り着くのは遅くなるが二次会に参加したとは言いにくいので「雪で電車が遅れた」と言えばいいやと・・・
しかし予想以上に電車は大幅に遅れ、深夜にやっと辿り着いた最寄り駅からも雪で何回も転び、雪で道がわからず姉宅を通り過ぎてしまい戻る間にも何度も転び、夜中の二時にやっと姉宅へ。
案の定玄関も施錠されており、インターホーンを鳴らして起こす超迷惑者。
姉と母は再入院以来、病院からの急な連絡に怯え夜中も満足に寝ていないというのに。
それでも姉と母はすぐに玄関に出向いてくれて「雪で本当に大変だったでしょ、よく帰って来られたね~」と温かいお茶を入れてくれた上にお風呂も沸かしてくれた。
私は「電車が止まっていたようなので、動き始めるまでと思って二次会にちょっと顔を出したら、余計運行状態が酷くなってしまった」としょうもない嘘をつきながら、人の迷惑顧みずゆっくりお風呂で温まり日本酒を飲み直し。
姉は「雪で大変だったから昼過ぎまでゆっくり寝てなさい」と言ってくれたものの、勿論そのときは早く起きて見舞いに行く気でいた。、
しかしこともあろうに姉が見舞いに行っている間、本当に寝過ごしてしまったのだ。
見舞いから帰ってきた姉は「意識が回復して会話が出来た」と喜んでいた。
意識が回復したのは再入院以来1週間振り。
そして夕方私が見舞いに行ったときには父は再び寝たままだったが、既に会話が出来るまで回復したことにほっとしながら家路に着いた。
でも、もしかしたら父と会話する機会は今日の昼が最後だったかも知れない
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